高校で親元を離れ、航空宇宙工学を学ぶため大分の大学へ。
コロナ禍での就職活動で見つけた新たな選択肢。

仲原 麗人(なかはら・れいと)さん/大分信用金庫 東大分支店・得意先係(大分市)/沖縄県出身

これまでのキャリアを教えてください。

沖縄県の北部の田舎で生まれ、高校から親元を離れて寮に入りました。地元は人が少なかったので、選択肢を広げるためにも少し大きめの高校に入学することを選びました。大分へは大学進学をきっかけに移住しました。大学では航空宇宙工学科という飛行機関係のことを学びましたが、航空関係の就職先はコロナ禍で採用中止になってしまいました。他の選択肢ということで、大分信用金庫の営業職を選びました。

今の会社を選んだきっかけは何ですか?

大学時代の先輩からの紹介です。仕事内容や社風などを聞いて、私もここで働きたいと思いました。生活に欠かせないお金を扱う仕事ということ、他の人が踏み込めないところに一歩踏み込めるというところに一番興味が湧きました。人と繋がりたいという思いが強かったです。

仕事内容を教えてください。

当初のイメージは、一般家庭の個人に向けての営業だと思っていたのですが、入庫2年目頃から主に法人様を担当しています。社長さんや担当の方とやり取りをしてその思いをくみ取って上司に諮り、それが通って融資等の支援に結び付くというのは、とてもやりがいを感じます。

大分の推しポイントを教えてください。

やっぱり食文化ですよね。ごはんが美味しい。大分にきて間もない頃、スーパーでお刺身を買ったときの驚きは忘れられません。400円で新鮮な刺身を食べたとき「このクオリティはとんでもないな!」と思いました。沖縄ではあまり食べることがなかった、ガツンとしたとんこつラーメンも最高です。あとはやっぱり人の温かみというか、繋がりですね。大学時代のバイト先では、大分の方がほとんどでしたが、皆さん温かく迎え入れてくれたので、とても居心地のいいところだなと思いました。

職場の自慢ポイントは何ですか?

人の良さですね。風通しがすごくいいです。皆さん優しくて、すぐに打ち解けました。温かい心を持っている方が多いなと感じました。

大分のおすすめと言えば?

まずは別府。鉄輪は最高です。湯けむりと旅館街の風景がすごくきれいでおすすめです。2つ目は佐伯ですね。魚は美味しいし、鶏も結構おいしいんです。あとラーメンも美味しいところがあります。3つ目は大分市内ですね。程よい田舎でちょうどいいです。道路も広いし、運転もしやすいです。交通機関も市内は便利で、駅や駅周辺はお店も充実しています。

県外へ進学、海外留学を経て地元・大分へ。
人や地域とのつながりを大切に、大好きな地元で奮闘中!

日名子 彩音(ひなご・あやね)さん/大分信用金庫 南支店 得意先係(大分市)/大分県出身

これまでのキャリアを教えてください。

生まれは大分県臼杵市です。地元が大好きで、高校まで地元にいました。大学は英語が好きだったので宮崎の大学に行き、在学中に韓国へ1年間留学もしました。卒業後は大分に帰りたいと思っていたので、大分の企業に絞って就職活動をしていました。

今の仕事に就いたきっかけは何ですか?

両親が信用金庫で働いていたということもありますが、いろいろな業種の方と話が出来そうというのと、信頼できる会社というイメージが強く、この仕事に決めました。

やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

お客様から「助かったわ」と言われたり、相談を持ちかけられたりする時などです。信頼して頂けているんだなと嬉しくなり、この仕事をしていて良かったと思います。また、目標に向かって支店のみんなで協力して、その目標を達成したときなども達成感を感じます。

職場の雰囲気はいかがですか?

明るいほうだと思います。ただ、抱えているお客さんが多いので、正直、大変なところもあります。職員は、親しみやすい人が多いです。私もですが、人が好きで人に興味がある人が多いと思います。

「お祭りクラブ」で府内戦紙(ふないぱっちん)に出場(後列右から2番目が日名子さん、後列一番左が仲原さん)

仕事の自慢ポイントを教えてください。

人との繋がり、地域との繋がりが深いところです。お客様から紹介を頂いたり、その地域で縁が繋がって、人と人とのつながりがどんどん広がっていくのを感じます。あと職場内に「お祭りクラブ」があるのも自慢ポイントです。若手はみんなこのクラブに入って、府内戦紙(ふないぱっちん)などの地域のお祭りにも積極的に参加し、地域との繋がりを深めています。

大分のおすすめを教えてください。

ラーメンが大好きで、「つけ麺 まる中」にはよく行きます。あとは「辛麺屋桝元」やヤマナミ製麺所系列のお店はおすすめです。あと、コーヒーも好きで、カフェや地元臼杵の「suzunari coffee」もよく行きます。

どういう人と働きたいですか?

みんなと同じ方向に向かっていける人、楽しくて責任感がある人、あと年が近い人と一緒に働きたいです。

採用担当からのコメント

大分信用金庫 人事部 課長・大場竜介さん

これまで地元出身者を中心に採用してきましたが、ここの土地が好きで、ここの土地に貢献したいという思いがあれば、地元出身でなくても活躍のチャンスはあると思います。実際に、県外出身の仲原君も会社に大きく貢献してくれています。大分信用金庫では、「これからのあなたに期待します」というキャッチフレーズがあります。いろいろなタイプの人がいた方が、組織は良くなるという考えです。自身の強みや、やりたいこと、興味のあることを理解している方には、会社として活躍の場を設けられるのではないかと考えています。

大分信用金庫

事業内容大正11年11月14日創業。県都大分市に本店を置く協同組織の地域金融機関。「だいしん」の3づくり(信用金庫の3つのビジョン)1.中小企業づくり、2.住民生活づくり、3.地域社会づくりの基本理念の下、「迷わず信用金庫する」をスローガンに掲げ、信用金庫の原点経営に徹する。
所在地大分市大道町3-4-42(本店)
電話番号097-543-5155(代表)
企業HPhttps://www.shinkin.co.jp/oitashinkin/