ものづくりの奥深さに興味を持ち、製造業に就職。
住み慣れた街で仕事とプライベートを両立。
宮本 大輔(みやもと だいすけ)さん/旭タカロン株式会社 第3製造所属/豊後高田市出身
大分県で就職したきっかけを教えてください。
高校までは大分県の豊後高田市で過ごし、大学は福岡県の久留米大学に進学しました。大分に戻ることは考えていなかったのですが、就職活動をしているうちに、大分に帰りたいなという思いが出てきました。ちょうど新型コロナウイルス感染症が流行った最初の年だったこともあり、生活が一変してしまったことが要因です。災害など、いつ何が起こる分からないと考えたときに、家族のそばにいたいという気持ちが強くなりました。
入社した経緯を教えてください。
大学の教授の紹介で、福岡県の「dot.」という施設で行われている、大分県の合同会社説明会に参加しました。そこに「旭タカロン」も出展していて、話を聞いたことがきっかけです。実家から通える距離にあることもありがたく、実際に会社見学もさせていただき、ものづくりの奥深さに興味を持ち、就職を決めました。
お仕事内容を教えてください。
1年目は第2製造という別の部署にいましたが、現在は第3製造でダイハツの「タフト」と「キャンバス」という車のフロアカーペットを製造しています。街中で「タフト」や「キャンバス」の車をみると、製造に自分が携わったという思いがあり、嬉しくなります。
貴社の魅力を教えてください。
人の良さが一番だと思います。年齢に関係なく、みんなフレンドリーに接してくれて、堅苦しさもなくとても働きやすいです。入社した当初はうまくやっていけるか心配でしたが、すぐに馴染むことができました。今では、少々生意気な口をきいても受け入れてもらっています。
大分県の魅力・おすすめスポットを教えてください。
街がキレイだと思います。空気もキレイだし、住みやすいです。買い物は、大分駅の駅ビルによく行きます。温泉に安く入れるのは魅力的ですね。一番好きな温泉は、中津の「八面山 金色温泉」で、よく行きます。県外の友人が遊びにきたときも連れて行きますが、入浴料の安さに驚かれます。
宮本さんおすすめの「八面山 金色温泉」。四季を感じられ、温泉の種類も豊富。
これから移住をされるかたにアドバイスなどはありますか。
車の免許は絶対持っていたほうがいいですね。特に大分市以外に住むとなると、どこに行くにも車は必要になってくると思います。
行動範囲も広がるので、車を持つことをおすすめします。住むエリアによって生活環境も変わると思うので、どのような生活がしたいかを念頭において、就職活動をすることも大事だと思います。宇佐市や豊後高田市などの県北エリアはのんびりとしたい方におすすめです。
「子育て支援の手厚さ」に感謝。
仕事とプライベートの両立を実現し、家族と多くの時間を共有する。
占部 裕之(うらべ ひろゆき)さん/旭タカロン株式会社 第3製造/福岡県出身
大分県で就職したきっかけを教えてください。
生まれは福岡県の北九州市で、中学校入学時に父親の転勤で佐賀県に引っ越し、専門学校卒業後は佐賀県で働いていました。その後、神奈川県の「旭コルク」という旭タカロンの兄弟会社でフェルト事業に携わっていたのですが、フェルト事業からの撤退が決まり、その時に旭タカロンの工場長をされていた方に声を掛けていただいて、こちらに就職することになりました。同じフェルト関係の仕事なので、今までの経験も活かせること、実家が近くなることもありがたかったです。
お仕事の魅力を教えてください。
人間関係がとてもいいと思います。県民性もあるのか、みんなで助け合って仕事をしているという感覚がとても強いです。製造業はみんなで協力して良いものを作り上げる必要があるので、とてもやりがいを感じています。一時期、第2製造にお世話になっていたことがあるのですが、その時も、皆さんとても親切に教えてくださりました。
貴社の魅力を教えてください。
仕事とプライベートの両立ができることは魅力的だと思います。8時から17時までの勤務で、残業は月に10~20時間程度なので、帰宅もそんなに遅くなりません。私も妻も働いているので、帰宅後は家事や育児に時間を使っています。
また、家族のことを気にかけてくれるのもありがたいです。子供が熱を出したときなど、休ませていただくことがあるのですが、皆さん家族のことを心配してくださって、仕事もフォローしてくださるので、とても助かります。
移住に不安はありませんでしたか。
元々九州出身なので、生活面に不安はありませんでした。仕事面では最初不安がありましたが周囲に助けていただき、すぐに不安は無くなりました。
子供が3人いるのですが、大分県は子育て支援が充実していて、旭タカロンも子育て応援企業だということを面接時に教えていただき、そういった環境はとても魅力的だなと思いました。移住してからも市役所の方が様子を気にして電話をしてきてくれたり、市内のイベントでは子供のお弁当が無料で配られたりと、本当に子育て家族への支援が手厚いと感じています。
大分県の魅力を教えてください。
移住してから、釣りを始めました。海が近いし、漁港など車も自由に停められるので、とても便利です。休みの日は家族でドライブによく行きます。耶馬渓には河川プールなど、水遊びできるところが多く、夏はたくさん行きました。自然が多く、水もキレイで、遊べる場所が多く、子育てにはとてもいい環境だと思います。
耶馬渓の河川プールに遊びに行った時の様子。子供たちもとても楽しんでいたそうです。
また、食べ物もおいしいですね。よく道の駅にも立ち寄るのですが、地元の物や旬のものなどおいしいものがたくさんあります。「道の駅なかつ」のからあげ定食はおすすめです。土地も安いので助かります。
大分県や宇佐市で不便に感じているところはありますか。
神奈川にいた頃は車がなくても不便を感じることがありませんでしたが、大分はやはり車がないと不便に感じます。妻が車の免許を持っておらず、自転車移動なので、コミュニティバスの本数などもう少し増えたらいいなと思います
これから移住をされるかたにアドバイスなどはありますか。
今住んでいる家は、「suumo」などの住宅情報サイトで見つけた物件なのですが、大分県は「空き家バンク」などに登録されている物件も多いので、住みたい場所にそういったお得な物件がないか調べた方がいいと思います。一戸建ての住宅が安く借りられることもあるので、子供がいるご家庭の方には特におすすめします。
今度うちも一戸建てに引っ越す予定です。その家を借りることになった経緯が田舎独特で・・・。妻が内見に行った物件の近所を散歩していたときに声を掛けられた、通りすがりのおじさんの実家を借りることになったのです。
空き家になってしまい、そのままにしていても傷んでしまうので、借りてくれる人を探していたようで。少し古さはありますが、今の部屋よりも広くて、子供が騒いでも周りを気にする必要もなく、家賃も安くなるのでとてもありがたい話でした。
採用担当からのコメント
代表取締役 総務人事担当 岩本 慎一さん
どのような方に来ていただきたいですか。
今は人的資本経営の時代なので、人が財産で、人が差異化の源泉だと考えています。2人のインタビューを聞いていて非常に頼もしいなと思い、改めて「人」が大事だなと思いました。男女問わず、誠実で前向きな思考を持った人に是非来ていただきたいです。
大分県には魅力的な中小企業が多くあり、その中小企業が大分県を支えているといっても過言ではないと思います。若い方々に、Uターン・Iターン問わず、選択肢の一つとして大分県の企業への就職を考えていただけると嬉しいです。
応募方法について教えてください。
公式ホームページに採用ページを設けていますので、興味のある方はそちらからご連絡いただけたらと思います。会社見学やインターンシップも行っております。新卒、中途採用どちらも大歓迎です。