温泉巡りと釣りが楽しめる、最高の環境への移住。
未経験で入社した、ものづくりの会社で奮闘中。
河野 泰知(かわの たいち)さん/型研精工株式会社/大阪府出身
移住したきっかけを教えてください。
温泉巡りと釣りが大好きなので、すぐ近くに温泉と海があるところに住みたいと思っていました。それを考えると大分しかないだろうと思い、移住するなら大分がいいと考えていました。また、祖母が大分の豊後高田出身だったので、子供の頃から豊後高田のほうには来たことがあり、全くなじみのない土地ではなかったことも大きいと思います。
コロナ禍での移住ブームの時期から移住が少し気になっていました。お墓参りでこちらに来るとなったときに、大分移住のことを調べている際、「大分IT移住プロジェクト」の存在を知りました。その後、大阪で開催されていた移住イベントに参加し、大分の良さを改めて実感しました。
今の仕事を選んだ経緯を教えてください。
「大分IT移住プロジェクト」を受講させていただきましたが、仕事との両立でなかなかスキルが身に付かず、困っていたときにDive OITAに助けていただきました。IT系とものづくり系の2軸で探す中で、IT系の仕事よりも、いままでの経験を活かせるような会社の方が良いと判断し、転職活動を進めることにしました。
前職は自動車板金の仕事をしており、ものづくりの仕事がしたいということは変わらなかったので、製造系の仕事に絞って探していました。色々とご紹介いただき、実際に大分へ来て会社見学をさせていただきました。その時にすれ違う社員さんみんなが挨拶をしてくれたり、気さくに声をかけていただいたり、とても良い雰囲気の会社だと思い、今の会社に入社を決めました。
Dive OITAを利用した感想をお聞かせください。
キャリアコンサルタントの花田さんと最初にお話させていただいてから、移住完了するまであまり時間がなかったのですが、対応がとてもスピーディーに対応していただきました。1週間に1回程のペースで面談をしていただいて、求人も何件も紹介いただいて、とても助かりました。
実際にお仕事の様子を見学させていただきました。製造方法や機械について丁寧に説明していただきました。
5月に入社したばかりでまだ試用期間中なのですが、金型の構成部品を作る部署に配属されています。ワイヤー放電加工機という工作機械を使用して、金型部品の製作に携わっています。出来た金型部品の寸法を自分で測定し、部品図面とのズレがなければ完成という流れです。小型の部品を作ることが多く、今はまだ簡単な作業しかできませんが、寸法測定でズレがなかった時は、喜びとやりがいを感じます。試用期間の3か月が終わるまでには、今教えていただいている工作機械をひとりで動かせるようになりたいと思っています。
会社の先輩のお誘いでとバスケサークルに参加。入社してまだ1か月ですが、すでに大分に馴染んでいる様子。
移住後の生活を教えてください。
「大分IT移住プロジェクト」を受講していたときに知り合った友人が同じアパートに住んでいるのですが、よく一緒に釣りに行っています。「大分IT移住プロジェクト」の受講メンバーとは、飲み会を開いたり、遊びに出掛けたりとよく顔を合わせています。温泉巡りは、今住んでいる杵築市の温泉は行き尽くしたと思いうので、これから範囲を広げていく予定です。また、職場の人の紹介でバスケサークルにも参加しています。
竹田市長湯温泉の「ラムネ温泉館」。世界でも珍しい高濃度の炭酸泉が楽しめる温泉です。
大分県のおすすめスポットを教えてください。
竹田市の「ラムネ温泉館」がおすすめです。ぬるめの炭酸泉で、ずっと入っていられるので、以前行ったときは気付いたら2時間くらい入っていました。建物のキレイですし、好きな温泉のひとつです。
釣りは、家の近くでもするのですが、先日は大分市のほうに「キス」を釣りに友人と出掛けました。釣りスポットがたくさんあるのも魅力です。
日出町大神漁港の朝市(深江の朝市)の様子。「中々活気のある漁港で競りを間近で見られる珍しい漁港ですよ!」と河野さんから教えてもらいました。
移住を考えている方にメッセージをお願いします。
大分県のどこに住むかにもよるかと思いますが、車などの移動手段は必要だと思います。私は大阪から車を持ってきましたが、移住後の購入や、運転免許を取得するなどの準備をしておくと安心だと思います。あとは、インドアな趣味より、アウトドアな趣味を持っていたほうが移住生活を楽しめるのではないかと思います。家のすぐ裏が海なのですが、砂浜を散歩していると、大阪では見たことないくらい星がキレイで驚きました。大分は自然豊かで、とてもいいところだと思います。